山本和智作曲「揺れるカタバシス」のこと~葦の風no.7
今度7月8日に、初演する山本和智さん作曲の「揺れるカタバシス」。
カタバシスとは下降すること。いろんな揺れ方をしながら緩やかに落ちてくる篳篥の曲です。
何しろ音域が1オクターブと3度くらいしかない篳篥ですから、急降下してしまったらすぐ曲が終わってしまいます。
じっくり一つの音がこんな風にも揺れるんだなあ、というところを面白がっていだければ嬉しいです。
これまで、作曲家の方々と試行錯誤しながら、いろんな奏法をこころみてみましたが、今回も山本和智さんと話しながらあらたに発見した新奏法?が登場しますので、お楽しみに。
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