季刊「音楽鑑賞教育」に寄稿しました

季刊「音楽鑑賞教育」の新連載「音楽探求」の初回として「雅楽」について書かせていただきました。
歴史的なこと、地理的なこと、様式のことなど掘り下げてほしいとのことでしたので、
旋律系楽器(笙、篳篥、龍笛、琵琶、箏)は、同一旋律を各々の奏法で奏でるヘテロフォニーで、打物だけが循環リズムを奏することを楽譜で示しつつ記してみました。旋律系楽器と打楽器とで2つの時間が同時進行しているところが、雅楽の特徴であり、なにか捉えどころなく感じる一つの理由かもしれませんね。
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