鵜殿のヨシ原保全を求める署名にご協力を!

篳篥のリード(蘆舌)材料となるヨシが育っている淀川の鵜殿ヨシ原上に、新名神高速道路が着工されることが決定しました。ヨシ原の保全を求める署名活動にご協力ください。
どこにでも生えているヨシ(葦)ですが、篳篥のリードに使えるような、太さと固さをもつヨシを量・質ともに供給できるの鵜殿(高槻市)だけです。
今でさえ、上質ヨシがなかなか手に入らないので、「いいヨシさえあれば、私だって良い音が出せるのに・・・」とぼやいている私ですが、これ以上ヨシの質が落ちたり、量が足りなくなったりするのでは、篳篥の音色を保って吹くことができなくなります。
「SAVE THE 鵜殿ヨシ原」
では、鵜殿のヨシ原に係る区間の高速道路建設計画見直しを求める請願署名を集める活動を行っております。詳しくは下記のサイトに記されており、署名用紙のダウンロードもできます。
http://www.save-udono.com/
2012年10月8日大阪文化放送で取り上げられた番組を下記で見ることが出来ます。
[youtube width="425″ height="220″]http://youtu.be/iYvRvU4w5mw[/youtube]
 

自然の材料を使う限り、自然が変われば音色も音楽も変わります。
千年もこの場所で育ったヨシを使い続けてきた伝統が、高速道路で断ち切られるのを見逃してはなりません。
ご協力をお願いいたします。

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