ミュージック・シェアリング訪問コンサートが始まりました

“ミュージック シェアリング" 2015年の訪問コンサートの最初は米沢病院でした。
篳篥を吹きながら車いすの間を歩いて、皆さんに聴いていただきました。泣き出しちゃった女性がいらっしゃって、音が大きすぎてビックリしたかな、と心配になりましたが、そばにいる看護婦さんたちはみんなにこにこ笑って「〇〇ちゃん、泣いちゃった～」とむしろ喜んでいるみたいです。感極まって泣いてしまったとのことで、嫌がっていたわけじゃないんだ、と、ホッとしました。
患者さんたちは10代から60代位の方たちでしたが、何十年もずっと病院で過ごしていらっしゃるケースも多いとか。院長先生の「今日の演奏は患者様の心の中にいつまでの大切な思い出として残るものと確信しております。」のお言葉をありがたく受け止め、音を通して心のかようひと時を共に過ごさせていただけたことに感謝。