ザルツブルク音楽祭2013アンサンブル遊聲公演

日時:7月22日(月)21:00開演
場所:コレギエン教会(Kollegienkirche)
演奏曲:雅楽「壱越調音取」「胡飲酒破」ほか
細川俊夫作曲「新・観想の種子」
演奏者:芝祐靖(龍笛)、宮田まゆみ(笙)、岩亀裕子(龍笛)、中村仁美(篳篥)、長澤真澄(箜篌)、海老原廣伸、新井弘順、室生述生、日吉円順(声明)
♪ 毎年夏に開催されるザルツブルク音楽祭、今年の大きなテーマとして「日本」「仏教」が取り上げられるとのこと。N響が招聘されて細川俊夫の最新作「ゲオルク・トラークルの詩によるソプラノとオーケストラのための《嘆き》(Klagee)の初演、武満徹作曲「ノヴェンバー・ステップス」が中村鶴城と柿堺香をソリストに迎えて演奏されるという予定もあるそうです。
私が演奏に参加させていただく、細川俊夫作曲「新・観想の種子」は、声明4人と雅楽+箜篌奏者5人が曼荼羅を描いた敷物の上で演奏します。
グレゴリオ聖歌の流れを引く西洋の宗教音楽と、仏教の声明(しょうみょう)の影響を受けている日本の現代音楽を比較できるプログラミングとのことで、前日21日夜には同じくコレーギエン教会にて、 迦陵頻迦聲明研究会僧侶合唱団による、「大般若転読会」もあります。