伶楽舎雅楽コンサートno.31 承和の御時 〜雅楽 日本化の始まり〜

2016.5.12伶楽舎no.31チラシ日時:2016年5月12日(木)19:00開演 (18:30開場)
場所:四谷区民ホール
曲目:
壱越調音取、賀殿急 (現行の管絃。承和の遣唐使、藤原貞敏が伝えたとされる)

壱越調 掻合、小調子明珠(『類箏治要』より復曲、箏独奏。承和年間に来日した孫賓が伝えた曲)

双調調子、柳花苑 (内教坊の様式による推定復元。承和の御時に太食調から移調。方響、笏拍子入り)

黄鐘調 皇帝三台 (『博雅笛譜』より、雅楽寮の編成による推定復元。現行楽器と竽、箜篌、排簫、方響)

黄鐘調 海青楽 (現行曲。笛と篳篥で。承和の御時に船楽で笛師と篳篥師により即興的に作られた)

舞楽 承和楽 (現行の舞楽。承和年間の黄菊の宴に勅によって作られた)

雅楽は中国や朝鮮半島、遠くはベトナムやインドの地の楽舞が日本に伝えられ、成立したことが知られています。伝えられた外来楽は、ある時を頂点に、次第に日本の芸能へと歩みを進めることになります。その転換の時代が仁明天皇の御代、「承和の御時」(承和年間=834~848)です。この時代、遣唐使により多くの曲や舞が日本にもたらされた一方、日本人によって多くの雅楽曲が新しく作られた時代でもありました。雅楽にとって、日本化へ歩み始める特別な時代「承和の御時」、遠藤徹氏(学芸大学教授)の協力を頂き、当時の栄華の再興を試みます。どうぞご期待下さい。

出演:伶楽舎(演奏)

チケット:前売り3000円 当日3,500円(全席自由席)
チケットお申込み方法
・FAX:枚数、氏名、連絡先(電話・ファクス番号)を明記の上、ファックスでお申し込みください。後ほど御連絡いたしますので御確認ください。
FAX番号:03-5269-2011(伶楽舎)*ファクスのみの取り扱い(5/11、17:00まで)

・Eメール:ticket0512@reigakusha.com (5/10、17:00まで)

・WEBチケット:東京コンサーツのHPから予約してセブンイレブンでチケットを受け取ることもできます。
http://www.tokyo-concerts.co.jp より
・電話予約:東京コンサーツ TEL 03-3226-9755(10:00~18:00/土日祝休み)
企画主催 伶楽舎
音楽監督 芝 祐靖
企画監修・楽曲復元:遠藤徹(東京学芸大学教授)

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